2023.12.27
SNS広告
Facebook広告運用代行でおすすめの会社5選|費用相場や選び方
Facebook広告は幅広い業種やサービスで活用されている人気のSNS広告です。
しかし、Facebook広告自体には興味があるものの、「自社で運用した経験がなくて不安」「運用の仕方がよくわからない」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、Facebook広告運用代行サービスでおすすめの運用代行会社5社を厳選してご紹介します。
また、気になる費用相場や運用代行を依頼する際のメリット・デメリット、Facebook広告運用代行会社を選ぶ際のポイントなど、事前に知っておくと役立つ情報をわかりやすく解説します。
目次
Facebook広告の運用代行を依頼する前に確認しておくべきポイント
Facebook広告運用で失敗を避けるためには、事前の準備が大切です。
Facebook広告の運用をはじめる前に押さえておくべき3つのポイントを解説しますので、チェックしておきましょう。
広告運用の目的を明確化する
Facebook広告では、集客、認知度の向上、ブランディングなど、広告運用の目的をあらかじめ明確にしておくことが重要です。
その理由は、目的によって適した広告フォーマットや表示位置が変わるからです。例えば、認知度を向上させたいのであれば、ユーザーに視認されることを重視してフォーマットや表示位置を選択する必要があるように、目的の明確化は適切な広告運用と密接に関係しています。
ターゲットを絞り込む
Facebook広告では、地域や年齢別など、細かいターゲット設定ができる仕様となっています。
- 地域
- 年齢
- 性別
- ユーザーの興味関心
- 使用端末
- 行動データ
上記の項目を組み合わせることで、運用開始前にターゲットを絞り、効率よく広告配信ができます。
年齢、性別などの基本的な属性だけでなく、「東京都内で働く20代の女性でファッションが好き」といったリアルな人物像をターゲットに設定しておけば、商材と相性の良い層だけにアプローチしやすくなります。
Facebook広告の特徴を理解する
SNS広告はXやYouTube、インスタグラムなどさまざまな媒体によってユーザー層や利用目的が異なるため、Facebookの特徴を理解しておくことが重要です。
そこで、Facebookの特徴を見てみましょう。
- ユーザーの年齢層は20~50代が多い※
- 知人・友人とのコミュニケーションに用いられる傾向が強い
- ユーザーの興味・関心があるものをカスタマイズして表示する仕様
※出典元:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
これらの特徴を踏まえ、「30代のビジネスパーソンに適した商品はFacebookで訴求する」「気軽に利用しづらい高額な商品はリスティング広告で訴求する」といった形で、時には運用媒体を使い分けることも重要です。
Facebook広告の運用代行を利用した際の費用相場
Facebook広告運用代行の費用は、依頼するサービス内容や業務範囲によって変動します。
一般的に広告費用の相場は月額10万円〜30万円程度であり、運用代行費用は広告費の20%程度となります。費用の詳細を知りたい場合は、SNS運用代行業者に直接問い合わせてみることをおすすめします。
広告費に応じて手数料が変動するパターンや、月額固定制で手数料を設定しているパターンもあります。
Facebook広告の運用代行でかかる費用の内訳
Facebook広告の運用代行を依頼した場合にかかる費用の内訳は以下の通りです。
初期費用
初期費用とは、Facebookアカウントの開設や初期設定、ターゲティングなど、広告配信までの準備段階にかかる費用のことです。
ただし、初期費用はFacebookの運用代行を依頼した場合に必ず発生するものとは限らず、代理店によっては初期費用を設定していないケースもあります。
手数料(運用代行費)
手数料(運用代行費)とは、広告運用代行におけるメインのサービス料です。
依頼した場合、具体的には以下のようなサービスが提供されます。
- 広告の作成(テキスト、バナー、動画など)
- 予算やターゲティングの設定
- 効果測定
- 分析サポートの作成・共有
- 広告主との報告会
代理店によってはサービス内容や手数料が異なる場合があり、サービス内容に応じて手数料が設定されているケースもあります。
広告費
広告費はFacebook側への支払い費用であり、運用代行を依頼するかどうかに関わらず、Facebook広告を運用する場合は必ず費用が発生します。
Facebook広告の課金方式は以下の通りです。
- クリック課金(CPC):クリック数に応じて課金
- インプレッション課金(CPM):広告の表示回数に応じて課金(1,000回表示されるごとに費用が発生)
- 動画の再生課金(CPV):広告動画の再生に対して課金
なお、Facebook広告は数百円から運用可能なだけでなく、予算についても広告主が自由に設定できる仕様となっています。
Facebook広告の運用代行をプロに依頼するメリット
Facebook広告はもちろん、自社での運用も可能ですが、プロに依頼すればどのようなメリットが期待できるのでしょうか。主な3つのメリットを紹介します。
プロによる効果的な広告運用に期待できる
Facebook広告の運用で成果をあげるには、適切なターゲティングや広告のクリエイティブ、予算設定など、いくつものポイントを押さえなければいけません。
しかし、広告運用の経験やノウハウが少ない状態でこうしたポイントをクリアするのは難しいのが現実です。
一方、広告運用のプロに依頼すれば、豊富な経験やノウハウに基づき、効果的な広告運用に期待できます。そのため、Facebook広告を運用した経験がない方はもちろん、運用はしてみたもののうまくいかなかった方にもおすすめです。
社内のリソース削減
Facebook広告を運用するには、バナーや広告文の作成、効果測定、分析など、複数の業務を継続的に行う必要があります。そのため、自社で運用する際には社内のリソースを割かなければなりません。
とくにこれまでFacebook広告を運用していなかった場合、新たな業務が増えることになり、社内リソースが圧迫されるだけでなく、手が回らずに中途半端な運用になってしまうリスクも考えられます。
運用代行をプロに依頼すれば、広告運用に関わる業務の一部、もしくは大部分を外部に任せられるため、社内リソースの削減に役立ちます。
最新情報やノウハウの収集
Web広告は常にアップデートされており、トレンドも刻々と変化しているため、最新情報の収集には相当な労力が求められます。
一方、広告代理店は広告の運用に特化しており、最新情報を日々収集しているだけでなく、媒体・広告主の両方から情報を得ることができます。
Facebook広告の運用代行を依頼すれば、こうした有益な最新情報を提供してもらえる機会が増えるため、広告に対する理解を深めつつ、将来的な広告運用の内製化にもつながるでしょう。
Facebook広告の運用代行を依頼するデメリット
Facebook広告代行の利用にはメリットだけではなく、以下のデメリットもありますので、確認しておくことが重要です。
運用代行費用が発生する
広告代理店に運用代行を依頼する場合、広告費とは別に運用代行費が発生します。
自社で広告運用を完結すれば代行費用はかかりませんが、「よく理解せずに運用してしまい、成果が出なかった」となってしまっては本末転倒です。
大切なのは費用対効果です。コストだけで判断するのではなく、運用代行のメリットとデメリットを踏まえて検討しましょう。
期待する効果が出るとは限らない
Facebook広告の運用代行を依頼した場合でも、以下の理由から思った効果が出ないケースもあります。
- 自社商材とFacebook広告の相性が良くない
- 商材自体の魅力が低い
- 代理店が自社の業界に精通していない
- 出稿金額が少な過ぎる
- 目標設定が高過ぎる
期待する効果が出なかった理由が必ずしも代理店側にあるとは限らず、「出稿金額が少な過ぎる」など広告主側が原因となっている場合もあります。
失敗のリスクを抑えるためには、運用代行を依頼する前に目標や予算などを代理店と相談し、どの程度の効果に期待できるのかを把握しておくことが大切です。
Facebook広告運用代行でおすすめの会社5選
ここでは、Facebook広告運用代行でおすすめの会社を5選厳選し、各社のサービス概要や特徴を紹介します。
※掲載情報は2023年12月時点の情報です。
株式会社ユナイテッドアニマルズ
株式会社ユナイテッドアニマルズは、Facebook広告に加え、インスタグラム、TikTok、YouTubeなど幅広い媒体のSNS運用代行で豊富な実績を持っています。
SNSの運用代行サービス「&WAKE」では、戦略設計から企画、広告配信、素材の撮影・制作、文案作成、効果測定に至るまで、SNS運用に携わるあらゆるプロセスに対応。幅広い領域に対応しながら、予算に対する柔軟性を持ち合わせており、希望する予算に合わせたベストな提案を受けられるのが魅力的です。
料金は、広告出稿、予約投稿&分析ツール、月次戦略ミーティングなどが含まれた月額10万円の「相談・運用プラン」、投稿素材や文章作成まで依頼できる月額20万円の「撮影・運用プラン」など、複数のプランを用意しています。予算や依頼したい内容に合わせて選択できるところが魅力的です。
「&WAKE|株式会社ユナイテッドアニマルズ」のサイトはこちら
株式会社グラッドキューブ
出典元:株式会社グラッドキューブ
株式会社グラッドキューブは、Facebookを運営するMeta社の公式パートナープログラム「Meta Business Partners(旧:Facebook Business Partners)」に認定されている広告代理店です。
広告費の最適化に関わる推奨事項、分析レポート、効果測定、クリエイティブなど、Facebook広告の運用に関する幅広い領域をカバーしています。
費用面は、最低契約期間なし(広告費50万円以上の場合)、初期費用0円(広告費50万円以上の場合)、手数料が広告費の20%となっており、初期コストを抑えられる点が魅力的です。
広告主ごとにFacebook広告運用代行担当チームを配置し、電話・メール・Web会議などによるサポート体制を整えているため、サポートが充実した代理店をお探しの方にもおすすめです。
「株式会社グラッドキューブ」のサイトはこちら
アナグラム株式会社
出典元:アナグラム株式会社
アナグラム株式会社は、「Facebook広告のポテンシャルを引き出し、成果につなげる」をモットーに、顧客の利益を追求したFacebook広告運用代行サービスを提供しています。
強みは、提案から広告の実行・分析に至るまで、顧客と伴走しながらワンストップでスピーディな対応ができるところです。PDCAを高速で回すことにより、実行と改善を繰り返して成果を追求し続けるサポートを実施します。
インスタ広告、X広告など、他の媒体と組み合わせた横断的な提案も可能なため、複数の媒体を並行して運用したい場合におすすめの会社です。
「アナグラム株式会社」のサイトはこちら
株式会社カルテットコミュニケーションズ
株式会社カルテットコミュニケーションズは、パートナー提携1,200社以上、広告運用実績3,000社以上など、豊富な実績を持っている会社です。
Facebook広告、X、インスタグラムなど各種SNSに対応しているだけでなく、リスティング広告の運用代行を得意としているため、複数媒体の運用をまとめて支援してもらうことが可能です。
また、運用担当者はもちろん、営業担当者全員が広告に精通しており、運用者との直通ホットラインが用意されていることから、密にコミュニケーションを取りながら広告の運用代行を進めてほしい方におすすめです。
「株式会社カルテットコミュニケーションズ」のサイトはこちら
デジタルアスリート株式会社
出典元:デジタルアスリート株式会社
デジタルアスリート株式会社は、広告運用担当、Webマーケター、デザイナーなど、各分野のプロが多数在籍している広告代理店です。
提供するFacebook広告運用代行サービスは、スピーディに広告文とクリエイティブを入れ替えながら改善と実施を繰り返し、常に最新の勝ちパターンを追求できるのが大きな強みです。新規顧客獲得だけでなく、リピート率改善のノウハウを活かして、中長期的な成果を支援します。
また、さまざまな業種で1,800社以上を支援してきた実績を持っているため、多種多様な業界・商材に精通している代理店をお探しの方におすすめです。
「デジタルアスリート株式会社」のサイトはこちら
Facebook広告運用代行会社を選ぶ際のチェックポイント
Facebook広告運用代行会社を選ぶ際のチェックポイントは以下の4つです。
- 運用代行会社の強みが自社の課題とマッチしている
- 定期的な情報共有や改善提案がある
- 費用が適正である
- Facebook広告以外の運用代行も依頼可能
それぞれについて詳しく解説します。
運用代行会社の強みが自社の課題とマッチしている
同じFacebook広告運用代行サービスを提供していても、代理店ごとに強みは異なるため、自社の課題やニーズにどれだけマッチする強みを持っているかが重要です。
例えば、クリエイティブが得意、特定の業界に精通している、予算に合わせた運用が可能など、気になる会社の強みをまずは把握した上で、自社の課題やニーズと照らし合わせながら相性を判断することが大切です。
ただし、ホームページ上の情報だけで強みを正確に判断することは難しいため、気になる会社を見つけた場合は直接問い合わせて確認すると良いでしょう。
定期的な情報共有や改善提案がある
Facebook広告運用代行サービスにおいては、代理店が広告アカウントや運用中に得た情報を管理するケースが一般的です。
ただし、代理店の中には広告運用関連の情報共有を行わないケースがあるため、依頼前に確認しておきましょう。
逆に、定期的な情報共有や改善提案を行ってくれる代理店を選んでおけば、運用状況を自社で把握しながら適切な判断に活かせるだけでなく、広告運用に関わるノウハウまで蓄積して将来的な施策に役立てやすくなります。
費用が適正である
前述のとおり、Facebook広告運用代行を依頼した場合の相場は広告費の20%(広告費は別)程度が一般的ですが、代理店によっては異なる料金体系を採用している場合や複数のプランを用意しているケースもあります。
外注コストがかかる以上、費用は重要なポイントではあるものの、大切なのは「費用に見合ったサービスが提供されるのか」という点です。
一社だけを見て適正料金を判断するのは難しいため、複数社の提供サービスと料金、過去の実績などからコストパフォーマンスを分析し、費用の適正度合いを吟味しましょう。
Facebook広告以外の運用代行も依頼可能
現状ではFacebook広告の運用だけを考えている場合でも、代理店選びの際にはFacebook広告以外の取り扱い媒体まで確認しておきましょう。
当然ですが、Facebook広告だけを運用している場合、Facebookを利用していない層にはアプローチできません。また、ユーザーは利用目的に応じて「欲しいものを検索したいときはGoogle検索」「写真を投稿するときはインスタグラム」といった具合に、複数の媒体を使い分けています。
したがって、広告運用を進める中では、複数の媒体を組み合わせたほうがより高い効果を見込めるケースも予想されるため、最初の段階で幅広い媒体に対応している代理店を選んでおくのがおすすめです。
まとめ
本記事では、Facebook広告の運用代行に関する概要や費用相場、運用代行を依頼するメリット・デメリット、おすすめの運用代行会社などをご紹介しました。
Facebook広告の運用は外部に依頼しなくても可能ですが、効果的に運用するにはSNSマーケティング関連のノウハウや経験が求められます。
自社に十分なリソースがそろっていない場合、人材の育成・採用などによって環境を整える方法もあるとはいえ、多大なコストと時間を費やす必要があるため、現実的には難しいと感じる方も多いでしょう。
一方、広告運用の豊富な経験やノウハウを持つFacebook広告の運用代行会社に依頼すれば、自社のリソースを割くことなく、効果的な広告運用に期待できます。
提供サービスや費用、強みなどは代理店によって異なるため、まずはホームページなどから概要を確認し、不明点がある場合は問い合わせてみましょう。
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