2023.12.01
SNSマーケティング
【初心者向け】インスタで上手に活用!リポストのやり方と便利なアプリを紹介
インスタでは、リポストという通常のフィード投稿やストーリーズの他に、別ユーザーが作成したコンテンツを、自社アカウントで紹介できる機能があります。
手軽にUGCを獲得できるうえ、広告に抵抗があるユーザーにも、受け入れられやすい特徴があります。
しかし、別アカウントのコンテンツを紹介したくても「やり方が分からない」「他者のコンテンツを投稿することで得られる効果を知りたい」といった悩みがあり、機能を使えずにいる方も多いです。
リポストは、SNSマーケティングにも重要な役割を果たします。うまく活用することによって、エンゲージメントを高めるだけでなく、アカウントの認知拡大にもつながります。
本記事では、リポストで得られるマーケティング効果やルール、連携すると便利な外部アプリを紹介します。
目次
インスタのリポストとは?通常投稿との違いを比較
リポストは、他のユーザーが投稿したコンテンツを、自社が運用するアカウントで共有できるのが特徴の機能です。
インスタは、画像や動画がメインのSNSとされているため、顧客が興味を持つような魅力的なコンテンツを継続的に投稿する必要があります。
しかし、顧客のコンテンツを活用することによって、コンテンツ作成やリサーチといった運用の手間を省きながら、マーケティングに活かすことが可能です。
自社の認知を拡大できたり、エンゲージメントを高められるので、インスタ運用に取り入れている企業が増えています。
自社の商品やサービスを紹介したい場合、顧客の口コミを紹介することで、他の潜在顧客にアプローチでき、広告費を抑えながら宣伝することが可能です。
インスタ運用にリポストを活用するメリット
インスタ運用で、顧客のコンテンツを活用するメリットを紹介します。
通常投稿との違いと効果を理解できるので、インスタを使用している方は参考にしてください。
コンテンツ作成の手間を省ける
他のユーザーの投稿を使用することで、リポストする側はコンテンツ作成の手間を省くことができます。SNS運用は、コンテンツ作成に時間がかかり、運用するリソースが必要になります。
しかし、顧客の魅力的なコンテンツを活用することで、業務時間を短縮でき他の仕事に集中できます。自社の商品やサービスを使用した投稿を集めると、魅力的な発信をしながらも運用時間を削減できます。
インスタ運用に、リソースをかけられない企業は、顧客のコンテンツを紹介しつつ、通常投稿を組み合わせて発信するとインスタ運用を継続しやすくなります。
コストを抑えながらUGCを集めることができる
顧客が、商品やサービスを使用したコンテンツを作成すると、自社はコストを抑えつつUGCを集めることができます。自社が宣伝するよりも広告のイメージが減少するので、潜在顧客にも受け入れてもらいやすくなります。
UGCは広告費をかけて集める方法もありますが、リポストは他のユーザーが作成したコンテンツを自社アカウントで紹介するだけなので、広告費を抑えられます。
UGCを探す手間はありますが、ハッシュタグを利用すると検索でき、多くのコンテンツを集められます。
広告に抵抗があるユーザーにも宣伝ができる
リポストは、企業側の発信ではなく顧客のコンテンツを使用するので、広告感がなく自然に宣伝をすることが可能です。
広告に抵抗がある潜在顧客にも、受け入れてもらいやすくなり、自社の認知を拡大できます。
キャンペーン企画をする際には、顧客とコミュニケーションを取りながら、顧客ニーズを深掘りし、キャンペーンに対する意見を集めることができます。
これにより、顧客に寄り添ったキャンペーンを作ることができるので、お互いにとってメリットが生まれ、ファン化にもつながります。
エンゲージメントが高まりアカウントの認知が拡大する
インスタのエンゲージメントは、投稿が表示された回数に対し、ユーザーからどのくらいの反応があったのかを確認できる数値です。
ユーザーからの反応は、いいねやコメント、保存を指し、反応が多いほどコンテンツが拡散されます。
広告感のない顧客のコンテンツは、他の顧客や潜在顧客からアクションを得やすいので、エンゲージメントが高まり、自社の認知が拡大していきます。
認知が拡大してくと、フォロワーが増加したり、利益向上にもつながります。
外部アプリを利用すると予約投稿もできる
通常、リポストは24時間で消えてしまうストーリーズでしか投稿できませんが、「Repost for Instagram」といった外部アプリを使用すると、指定した時間に投稿できます。
予約投稿が可能なので、コンテンツを投稿する手間を省きながら発信が可能です。
通常の発信と組み合わせると、ネタ切れせずに、魅力的な投稿を続けられます。外部アプリは、iPhoneやAndroidに対応したアプリがあるので、自社に合ったツールを選んでください。
インスタでリポスト投稿をする方法
外部アプリを使用しない場合、リポストは短い動画をアップできるストーリーズのみでシェアできます。
投稿方法を確認し、自社のマーケティングに活用してください。
投稿を選び画像下のアイコンをタップ
紹介したいコンテンツを見つけたら、コンテンツの下にある紙飛行機のアイコンをタップします。
インスタアプリの下に表示された「ストーリーズに追加」を選択
「ストーリーズに追加」を選ぶと、ストーリーズの編集画面に移ります。元の投稿は加工せずに、顧客への感謝の言葉や音楽を追加して、投稿を作成してください。
ストーリーズが完成したら、画面の右下にある矢印のアイコンをタップします。
画面下を選択しリポスト完了
コンテンツを紹介する際は、インスタアプリを起動しストーリーズで紹介します。24時間で消えてしまいますが、積極的に使用することで顧客との距離が縮まり、さらに投稿を集めやすくなります。
手軽にできる方法なので、リポストをする際には活用してください。
インスタ運用にリポストを利用する場合の注意点
リポストは、他のユーザーが発信したコンテンツを使用するので、運用に活用する場合は注意が必要です。
顧客のコンテンツを使用する際のマナーやトラブルを回避する方法を紹介しますので、投稿の際に参考にしてください。
投稿者に許可を取る
他者が投稿したコンテンツは、投稿をした方に著作権が発生します。トラブルを回避するためにも、投稿する際には必ず許可を取ってください。
使用許可を取ることで、顧客の信頼を得ることができ、リポストを見た他の顧客も、自社の企画を意識したコンテンツを投稿をしてくれるようになります。
許可を取る際には、コメントやDMを使用します。どのような使用用途かを明記すると、顧客が安心するのでメッセージを送る参考にしてください。
リポストであることを記載する
キャプションや画像の片隅に、リポストであることを明記します。明記することで、どの投稿がリポストなのかが分かり、他のユーザーにもUGCであることが伝わりやすくなります。
自社が企画しているキャンペーンが広がり、話題性が高まると拡散されるのでフォロワーが増える可能性があります。自社の商品を使用した、消費者のコンテンツが集まることで、マーケティングにも活用できます。
他者の投稿は加工しない
SNSは手軽に発信できる媒体ですが、投稿されているコンテンツには著作権があるので、自社のアカウントで使用する場合は、加工せずに投稿します。
加工や編集は、顧客の了承を得ないとトラブルになる可能性があり、他の顧客からの信頼を失ってしまいます。
画像や動画はそのまま使用し、キャプションも残すようにしてください。インスタで発信されている画像や動画は、顧客が時間をかけて作成したコンテンツです。
顧客と信頼関係を築きながら、ルールを守って他者のコンテンツを使用してください。
他の業務に支障が出る場合は運用代行の利用を検討する
リポストをする際には、ユーザーの投稿をリサーチする必要があります。通常のコンテンツ作成に加えて、投稿を集めるための企画を考えたり、告知をする場合もあるので、通常運用よりも業務に時間がかかります。
他の業務に支障が出る可能性があるため、運用にリソースを割けない企業は、運用代行の利用を検討してください。
運用代行であれば、自社の代わりにコンテンツ作成やリポスト、データ収集まで行ってくれます。自社で運用するよりも、早く結果が出る可能性があるため、手間をかけずにインスタ運用をすることができます。
リポストをする際におすすめの外部アプリ4選
リポストは、外部アプリを使用すると、予約投稿が可能です。アプリを使用することで、ストーリーズ以外の場所にも投稿することができます。
リポストをする際に、おすすめのアプリを紹介しますので、効率よく自社アカウントを伸ばしたい方は、利用を検討してください。
Repost for Instagram
Repost for Instagramは、無料期間が設けられており、アプリを初めて使用する方でも操作性を試すことができます。
リポストをする際には、紹介したい投稿のURLを使用するだけなので、手軽に投稿ができるのもRepost for Instagramの特徴です。
インスタには、投稿を見たユーザーを確認できる足跡機能がありますが、Repost for Instagramは足跡をつけずに、自社のアカウントにマッチした投稿を探せます。
投稿までの手順が少ないため、普段アプリを使用しない方でも手軽に取り入れられます。
Repost: For Posts, Stories
出典元:Repost: For Posts, Stories
Repost: For Posts, Storiesは、iPhoneとAndroidに対応したアプリです。Repost for Instagramと同じく、投稿のURLをコピペして投稿します。
画像だけではなく、ストーリーズのような動画も投稿できるため、幅広いユーザーのコンテンツをシェアできるのが魅力です。
リポスト時に、投稿元のユーザーをメンションすると相手に通知が送られるため、リポストしたことを報告する際に利用できます。
Repost+ for Instagram
Repost+ for Instagramは、無料で使用できて広告がないため、スムーズに操作を行えるアプリです。予約投稿はもちろん、複数の画像を使用したコンテンツや動画を含む発信も投稿できます。
ビジネスで使用している方も多く、企業向けの機能を兼ね備えています。運用コストを抑えつつ、フォロワーを伸ばせるアプリです。
Later
出典元:Later
Laterは、クラウド型SNSアカウント分析ツールです。インスタにも対応していて、投稿の分析の他に、タグ付けされた投稿をリポストすることが可能です。
Laterを使用すると、フィード投稿をリポストする際に表示される特有のマークを付けずに予約投稿ができ、UGCを利用したマーケティングに活用できます。予約投稿できるコンテンツは、画像と動画に対応しています。
リポストとデータ分析を同時に行えるので、SNS運用のコストを抑えてアカウントを伸ばすことができます。
インスタでリポストを活用している企業事例
インスタ運用でリポストを活用し、認知を拡大している企業の事例を紹介します。実際に、マーケティングで活用している企業を見ることで、自社のインスタ運用に活かせます。
認知を拡大するヒントになりますので、運用の参考にしてください。
観光地の投稿をリポストし旅行の魅力を発信:株式会社エイチ・アイ・エス
出典元:@his_japan
株式会社エイチ・アイ・エスは旅行代理店であり、主に観光名所のコンテンツをリポストしています。
独自のハッシュタグを作成し、ユーザーから投稿を集めているため、各地の観光名所が揃い、旅行会社ならではの世界観を築いています。
リポストした投稿には、ユーザーのキャプションも掲載されており、景色の良さや観光名所の特徴などが分かります。リポストにより、数多くの景色写真を共有しているので、旅行好きなユーザーから支持されています。
家や暮らしに役立つ投稿をリポストしフォロワーを増やしている:株式会社ライスカレー
家や暮らしに関する発信をしている株式会社ライスカレーは、ユーザーから収納や暮らしのアイディアを募集しリポストしています。
生活感のない写真は避け、シンプルで実際の生活感が感じられるコンテンツを中心に収集しています。生活感があることで、数多くのユーザーから共感を得て支持されています。
ハッシュタグにもこだわり、いいねの数やコメント数などを分析して、どのハッシュタグが有効か研究しているのも株式会社ライスカレーの強みです。
顧客と目線を合わせて、他者のコンテンツをうまく活用している事例です。
古着のコーディネートをユーザーから集めて認知を拡大:株式会社yutori
出典元:@furuzyo
株式会社yutoriは、ユーザーの古着コーディネートを集め、古着好きのユーザーから支持されているアカウントです。リポストしているコンテンツは統一感があり、一目で世界観が伝わってきます。
掲載許可を取っていることや、協力してくれたアカウントを紹介することで、お互いにメリットがあるようにしているのも特徴的です。
運営している古着のECショップに誘導するのが目的ですが、顧客とのコミュニケーションを重視することで、認知拡大につながっている事例です。
インスタでリポストができない場合の原因と対策
最後に、インスタでリポストができない場合の原因や対処法を解説します。
もしリポストができない場合は、紹介する原因を探り適切な対処を行ってください。
投稿元の設定で拒否されている
インスタの設定では、リポストを拒否することができます。顧客のコンテンツでリポストをしたくても、拒否されていると投稿はできません。
顧客と連絡を取り、設定を変えてもらうか、他のコンテンツを探してください。
顧客は理由があって拒否設定をしているので、無理に許可を取らず、ユーザーの気持ちを優先してコンテンツを集めるとトラブル回避にもなります。
設定しているハッシュタグが多すぎる
設定しているハッシュタグが多すぎると、リポストができない場合があります。
顧客のコンテンツに設定されているハッシュタグの数と、自社が設定したハッシュタグ数を確認し、30個以上にならないようにしてください。
上限を超えると、キャプションが消える可能性があるため、何度も入力する手間が出てきてしまいます。ハッシュタグは、重要なものだけに絞り投稿してください。
外部アプリの不具合でリポストができない
外部アプリを使用している場合は、不具合が原因でリポストできない可能性があります。不具合はアプリの問題なので、復旧するまで待ちます。
待っている間は、リポストがすぐできるように準備をしておくと、スムーズにインスタ運用ができます。
不具合が心配な場合は、複数の外部アプリを使用しておくと、トラブル回避にもつながります。
インスタでリポストを活用しエンゲージメントを高めよう
顧客のコンテンツをリポストすると、自社の認知が拡大し、エンゲージメントが高まる可能性があります。
他のユーザーとのコミュニケーションを取るきっかけにもなり、顧客との距離が縮まりファン化につなげることができます。
外部アプリを使うことで、予約投稿が設定でき、手軽にコンテンツを投稿することが可能です。
インスタアプリでも予約投稿はできますが、ストーリーズに限定されているため、効率よくインスタ運用をしたい方は外部アプリの導入をお勧めします。
また、リポストはマーケティングに活用できますが、魅力的なコンテンツを探す時間や、顧客とのやり取りで時間がかかる場合があります。
リソースをかけられない場合は、運用代行の利用も検討するとインスタ運用の負担が減ります。
自社のリソースや予算を考慮し、運用代行や外部アプリの導入を検討してください。
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