2024.10.21
SNSマーケティング
【企業向け】Link in bio(リンクインバイオ)とは?特徴や活用方法・おすすめツールおすすめツール・導入事例
「Link in bio(リンクインバイオ)」は、企業サイトやSNSなど複数のリンクをひとつのページにまとめて設置できるサービスです。Link in bioは外部のWebサイトへ誘導しやすく、SNS運用に上手く活用することで自社の認知拡大や売上向上にも役立ちます。
本記事では、Link in bioの特徴や企業向けの活用方法、おすすめのツールについて解説します。自社ブランドの認知度を高めたい場合はもちろん、複数運用しているSNSを活性化させたい場合にもぜひ参考にしてください。
目次
Link in bio(リンクインバイオ)とは
「Link in bio(リンクインバイオ)」とは、自社のサイトやサービス・SNSページ・オンラインショップなど、あらゆるリンクをひとつのページにまとめられるサービスです。
インスタ(Instagram)のように写真や動画の発信をメインとするSNSでは、投稿に直接リンクを貼ることができない場合もあります。そのため、SNSマーケティングにおいて、多くの企業がLink in bioを活用しています。
Link in bio(リンクインバイオ)の特徴
SNSマーケティングに活用できるLink in bioは、どのような特徴があるのでしょうか。
特徴を3つに分けて紹介します。
さまざまなコンテンツへ誘導できる
出典元:株式会社ユナイテッドアニマルズ マルシャル Link in bio
Link In bioで作成したページを経由することで、WebサイトやSNSページ・YouTubeチャンネル・オンラインショップといった、自社のさまざまなコンテンツへ誘導が可能です。
すべてのコンテンツを1つのページから確認できることは、ユーザーにとって情報を得るのに有用なため、各コンテンツへのアクセス増加が期待できます。
世界的に利用されている
近年、国内でも注目されているLink in bioですが、元々は海外を中心に利用されていました。Link in bioが世界的に注目されたきっかけとして、コロナ禍よりSNS利用者が大幅に増加したことや、オンラインショッピングを日常的に利用する人が増えたことが挙げられます。
また、著名人やSNS上のインフルエンサー、YouTuberなども利用しており、ユーザーからの信頼性も高いのが特徴です。
カスタマイズしやすい
ページデザインがカスタマイズしやすい点も、Link in bioの特徴です。
現在、さまざまな企業がLink in bioツールを提供していますが、デザインのカスタマイズが自由なツールが多く、中には無料版から有料版に切り替えることで、カスタマイズ機能がより充実するツールもあります。
企業がLink in bioを利用する際は、カスタマイズを活用して自社のイメージに合ったページにすると良いでしょう。
Link in bio(リンクインバイオ)はインスタ運用に有用
Link in bioはSNSとの相性が良く、Xやインスタ、TikTokなどのSNS運用に有用です。とくに、他のSNSに比べてリンク設置が制限されているインスタでは、Link in bioの効果がより一層高まります。
インスタのフィード投稿とリール投稿ではリンクを貼ることができない
インスタには、フィード・リール・ストーリーズという3つの投稿方法があります。
ストーリーズ投稿ではスタンプ機能を使ってリンクを貼ることが可能です。
一方、フィード投稿とリール投稿の場合、URLの表示自体はキャプション(投稿に付けられる文章)内にできますが、タップしての画面遷移ができません。そのため、Link In bioが有用です。
【企業向け】Link in bioの活用方法
Link in bioの企業向けの活用方法を紹介します。
それぞれのポイントを理解し、自社のSNS運用に役立てましょう。
商品やサービスの紹介
SNSで自社の商品やサービスを紹介する際、投稿するだけではなく、Link In bioにリンクを貼ることで購入ページや予約ページへの誘導が可能です。新商品のPRはもちろん、人気サービスをまとめて紹介したい場合にも有用です。
ブランドコンセプトやブランドストーリーを公開
企業のブランドコンセプトやブランドストーリーを知ったユーザーは、そのブランドに対する興味関心が高まる傾向があります。ブランドコンセプトを説明したSNSの投稿や、ブランドストーリーが掲載されている自社サイトのページをLink in bioにまとめておくことで、自社のブランド価値を効果的にアピールしやすくなるでしょう。
イベントやキャンペーンの告知
Link in bioは、商品やサービスに関するイベントやキャンペーンの告知にも役立ちます。
具体的には下記のような使い方がおすすめです。
【例】
・プレゼントキャンペーンの参加ページをLink in bioに設置し、SNSで参加を促す
・実店舗がある場合、セールやイベント情報、予約特典などを店舗ごとにまとめておく
有益な情報がユーザーの元に届きやすくなることで、ユーザーの興味関心を引き出し、顧客のファン化や新規顧客の獲得にもつながります。
公式サイトへの誘導
商品の売上増加や自社の認知拡大が目的の場合、Link in bioを使って自社サイトやオンラインショップへ誘導すると良いでしょう。SNS経由で売上を伸ばしたい商品の購入ページやオンラインショップの特設ページをLink in bioに設置し、ユーザーの目に留まりやすくしましょう。
系列店やスタッフの紹介
飲食店・美容室・エステサロン・アパレルショップなど、おもにサービス業のSNS運用では、系列店舗のアカウントや店舗スタッフの個人アカウントをLink in bioにまとめる方法もおすすめです。
サービス業は顧客と直接コミュニケーションをとる機会も多いため、ユーザーに親近感を持ってもらうことで集客や購入につながります。また、新規顧客の来店機会を逃さないためにも重要です。
おすすめのLink in bioツール
企業におすすめのLink in bioツールをご紹介します。
ツールによって搭載されている機能が異なりますので、特徴を理解しておきましょう。
※掲載している情報は2024年10月時点の情報です。
Later Link in bio(レイター リンクインバイオ)
Later Link in bioは、SNS予約投稿&販売促進ツールである「Later(レイター)」独自のLink in bioツールです。プランは無料・有料とありますが、Link in bioの基本機能やインスタの分析機能は無料版でも使用できます。Laterで効率的なSNS運用を行いながら、Laterの画面上でLink in bio機能を活用できるという点は、他にはないポイントです。
ただし、Later Link in bioは英語での表記となるため、使い勝手をよくするために、この後ご紹介する「Later(レイター)のアカウント開設・運用サポート」を活用することがおすすめです。
【無料プラン】 機能:6種のSNS管理、ビジュアルプランナー、Instagram分析(過去3か月)Link In bioボタン設置など 【有料プラン】 料金:10,000円/月 機能:6種のSNS管理、ビジュアルプランナー、最適な投稿時間、各SNSのスケジューリングと自動投稿、Instagram分析(過去1年)、Tik Tok・X・Pinterest分析、Link in bio(ボタン配置・カスタム・Shopify連携)、UGCのサーチ・収集、日本語での初期導入支援、チャットサポート対応など※「Later Link in bio」のプランは、SNS予約投稿&販売促進ツール「Later(レイター)」の機能も含まれています。 |
「 Later Link in bio(レイター リンクインバイオ)」のサイトはこちら
lit.link(リットリンク)
出典元:lit.link
すべての操作をスマートフォンで完結できる「lit.link(リットリンク)」は、無料かつアプリ不要でLink in bioの作成が可能です。豊富なデザインテンプレートが用意され、デザイン変更などの操作はLINEのトーク画面からできるという特徴があります。
一方、デザインの自由度が高いことから、カスタマイズにはスキルが必要となる場合もあり注意が必要です。
【無料プランのみ】 機能:アクセス分析(閲覧数・クリック数)、シェア機能、予約リンク、ミュージックリンクなど |
「lit.link(リットリンク)」のサイトはこちら
Instabio(インスタバイオ)
出典元:Instabio
「Instabio(インスタバイオ)」には無料プランのほか、2種類の有料プランが存在します。プレミアムの有料版ではトラフィック機能が搭載され、投稿の分析が可能です。また、デザインテーマもプランごとに違いがあり、無料プランでは使用できるデザインテーマが限られています。
【無料プラン】 機能:2リンク、無料テーマ、フリーフォームなど 【有料プラン Pro】 料金:4.99ドル(約790円)/月 機能:10リンク、分析、プロテーマ、プロフォーム、機能ドメイン、ADなし、Instabioブランド非表示など 【有料プラン Premium】 料金:9.99ドル(約1,580円)/月 機能:無制限リンク、分析、プレミアムテーマ、プレミアムフォーム、SEO、グーグルアナリティクス、アフィリエイトプログラムなど |
「Instabio(インスタバイオ)」のサイトはこちら
Linktree(リンクツリー)
出典元:Linktree
個人での利用者も多い「Linktree(リンクツリー)」は、シンプルな操作でページを作成できます。Instabioと同様、有料版を利用することで分析機能が使えるようになります。有料版にはスターター・プロ・プレミアムの3種類が存在し、企業のSNS運用に活用する場合は「プロ」または「プレミアム」にすると良いでしょう。
【無料プラン】 機能:無制限リンク、NFT、お問い合わせフォーム、SNS埋め込み、無料テーマなど 【有料プラン Starter】 料金:5ドル(約790円)/月 機能:アニメーション、NFT、SNS埋め込み、アフィリエイトプログラム、デジタル製品の販売、拡張テーマ、簡易分析など 【有料プラン Pro】 料金:9ドル(約1,420円)/月 機能:アニメーション、無制限のリンク、NFT、SNS埋め込み、アフィリエイトプログラム、デジタル製品の販売、ロゴの非表示、拡張テーマ、分析、グーグルアナリティクス、SEOなど 【有料プラン Premium】 料金:24ドル(約3,800円)/月 機能:アニメーション、無制限のリンク、NFT、SNS埋め込み、アフィリエイトプログラム、デジタル製品の販売、ロゴの非表示、拡張テーマ、分析、グーグルアナリティクス、SEO、カスタマーサクセスマネージャー、独占コンテンツなど |
「Linktree(リンクツリー)」のサイトはこちら
【PR】お客様に代わって、Laterのアカウントを開設!「Later Linkin bio」の開設・運用サポート
出典元:株式会社ユナイテッドアニマルズ 「Later(レイター)」の開設と運用をサポート
SNSマーケティングの知見が不足していると「Linkin bioを導入したものの、パフォーマンスを最大限に発揮できず持て余してしまう」といった状態に陥る場合も少なくありません。また、使い方がよくわからないというご相談も多いのが現状です。
現在、株式会社UNITED ANIMALS(ユナイテッドアニマルズ)は、日本国内では唯一のLater公式パートナーとしてアカウント開設や運用、Link in bioの活用についてサポートしています。
Laterのアカウント開設はもちろん、事前に行うSNS投稿の計画や投稿の作成・予約なども委託できるため、SNS運用に割いていた社内リソースを削減することが可能です。また、Later Link in bioでは運営元が異なるSNSアカウントの一括管理も行えます。
「Link in bioを使いながら、より効率的にSNS運用を行いたい」「Link in bioの利用にあわせてSNS運用管理を見直したい」場合は、ユナイテッドアニマルズが提供する「Later(レイター)」の開設・運用サポートがおすすめです。
【Later対応ソーシャルメディア】 Instagram、Facebook、X(Twitter)、TikTok、Pinterest、LinkedIn、YouTubeショート ※2024年6月時点 |
Laterに関するサポート費用
「Later(レイター)」の開設・運用サポートをユナイテッドアニマルズへ依頼する際の料金プランは以下の通りです。
出典元:株式会社ユナイテッドアニマルズ SNSアカウント運用代行
サポートなしのお手軽プランでは、Later Link in bioを利用し、SNS運用はすべて自社内で行います。事前に必要なSNSとLaterの接続作業に関しては、ユナイテッドアニマルズへ依頼可能です。
Later Link in bioの開設・運用サポートがあるプランは、費用によってサポート内容が異なります。自社にとってどの程度のサポートが必要かを把握し、必要なサポートが含まれているプランを検討してください。
「Later(レイター)の開設・運用サポート」のサービス詳細はこちら
Later Link in bioを利用するメリット
Later Link in bioには、他社にはない独自の機能が存在します。Later Link in bioを利用するメリットは以下の通りです。
インスタを分析機能を備えたウェブサイトのように使うことが可能
Later独自のLink in bioでは、インスタに分析機能の備わったウェブサイトを組み込むことができ、フォロワーが顧客に変わる瞬間を逃しません。どの投稿が集客や購入につながっているかを正確に把握することが可能です。
Shopifyと連携できる
さらに、Later独自のLink in bioは、ECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」と連携できます。
インスタとの連携では、ひとつの投稿に最大5つのリンクが設定でき、どの投稿が売上に結びついているか分析も可能です。
インスタにも既存のショッピング機能はありますが、簡単な操作でECサイトの構築が行えるShopifyを活用することで、既存のショッピング機能よりもさらに短い導線で購入につなげられるでしょう。
Link in bio(リンクインバイオ)の導入事例4選
最後に、Later独自のLink in bioを実際に導入している企業の事例を紹介します。
あらゆる企業の活用を参考にし、Link in bioを上手く運用してください。
オモウマい店【公式】
出典元:@omouma_ctv
@omouma_ctv は、日本テレビ系列で放送されている中京テレビ制作の番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」のインスタアカウントです。
オモウマい店【公式】のLink in bioでは、インスタ以外のコンテンツがまとめられています。公式サイトはもちろん、TikTok、YouTube、X(Twitter)といった各SNSのリンクも全てこのページから閲覧できるため、総合的なアクセス増加を期待できるでしょう。
また、Link in bio内の投稿画像をタップすると、それぞれの放送回が見られるTVerやHuluなどのサイトへ遷移するのもポイントです。
日本経済新聞(NIKKEI)
出典元:@nikkei
@nikkei は、日本経済新聞社が発行している新聞「日本経済新聞」のインスタアカウントです。あらゆるジャンルのニュースを日々更新しています。
日本経済新聞(NIKKEI)は、インスタのフィード投稿とLink in bioを上手く組み合わせている点が特徴です。フィード投稿の場合キャプション欄にURLを載せることはできますが、リンクでなく文字列として認識され、ユーザーがフィード投稿から直接外部サイトへ遷移することはできません。
その対策として、日本経済新聞(NIKKEI)のインスタアカウントではプロフィール欄や各投稿のキャプションに「記事詳細はプロフィールのlinkin.bio/nikkeiにある画像をタップ」という説明を入れています。
インスタで気になる記事を見つけたユーザーは、Link in bioにアクセスしフィード投稿と同じ画像をタップすることで日本経済新聞の該当記事をすぐに閲覧できるため、ユーザビリティの向上につながるでしょう。
Fox News
出典元:@foxnews
@foxnews は、アメリカのニュース専門放送局「Fox News」のインスタアカウントです。政治ニュースに関する投稿をメインとしており、インタビュー動画なども更新されています。
Fox NewsのLink in bioには、FOX News Booksというショッピングページへ遷移するリンクが設置されています。FOX News BooksではFOXニュースのパーソナリティによる著書が掲載されており、Link in bioから直接アクセスできる仕組みは売上拡大に効果的です。
また、日本経済新聞(NIKKEI)と同様、Link in bioにアクセスしてフィード投稿と同じ画像をタップすると、該当のニュース記事や動画が閲覧できるようになっています。
Financial Times
出典元:@financialtimes
@financialtimes は、イギリスで発行されている経済紙「フィナンシャル・タイムズ」のインスタアカウントです。世界的な経済金融情報紙として信頼を得ているフィナンシャル・タイムズのインスタでは、1日に数回のペースで経済ニュースを更新しています。
出典元:Financial Times Link in bioFinancial Timesには「FT.com」というデジタル版も存在しており、Link in bioからデジタル版の登録ページへ直接アクセスが可能です。
インスタの投稿からユーザーの興味関心を引き出すことで、デジタル版の購読やサブスクリプションへの登録増加を狙えるでしょう。
まとめ
近年、SNSはマーケティングにおいて欠かせないツールです。SNSと相性の良い「Linkin in bio」を上手く活用することで、ユーザーを自社の外部コンテンツへ誘導できるようになります。
企業がSNSを運用していくにあたり、フォロワー数・いいね数・コメント数などは、必ずしも売上向上に直結するとは限りません。
SNS運用を通してビジネスを成長させるためにも、Link in bio機能の活用を検討してください。社内にノウハウやリソースがなく難しいといった場合は、SNS運用代行会社への依頼がおすすめです。
SNS運用代行・マーケティング支援なら
ユナイテッドアニマルズへ
ユナイテッドアニマルズでは、インフルエンサーのマネジメント・プロデュース・育成およびクライアント企業のマーケティング戦略立案・広告・宣伝支援を行っています。
また所属インフルエンサーによるプライベートブランドの開発、クライアント企業とのタイアップ商品開発、販売も行っています。
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