インフルエンサーマーケティング

【企業向け】メガインフルエンサーとは?起用メリット・デメリットや注意点を解説

【企業向け】メガインフルエンサーとは?起用メリット・デメリットや注意点を解説

メガインフルエンサーとは、100万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーを指します。

その圧倒的な影響力から、メガインフルエンサーは大規模なプロモーションやブランドの認知度向上施策に活用される機会が増えています。ただし、特徴を十分に理解せずに起用すると、期待する効果が得られない可能性もあるため、しっかりと理解した上で戦略を立てることが重要です。

本記事では、メガインフルエンサーの定義や、起用するメリット・デメリット、注意点や依頼方法について解説します。

メガインフルエンサーとは?

メガインフルエンサーとは?

メガインフルエンサーとは、SNS上で100万人以上のフォロワーを持ち、トップクラスの影響力を誇るインフルエンサーのことです。「トップインフルエンサー」とも呼ばれ、メディア露出の多い著名人や芸能人をはじめ、スポーツ選手や専門家なども含まれます。

彼らは、一つの投稿で多くの人々に情報を広めることができるため、企業のプロモーションやブランド認知度の向上において起用される機会が増えています。ただし、影響力が強い分、起用する際には高額な広告費用がかかることが一般的です。

企業がメガインフルエンサーを起用するメリット

企業がメガインフルエンサーを起用するメリット

メガインフルエンサーを起用することでどのようなメリットがあるのでしょうか?

3つのメリットをご紹介します。

認知度の獲得・向上

メガインフルエンサーを起用する最大のメリットは、認知度の大幅な向上です。100万人を超えるフォロワーを持つ彼らの投稿は、短期間で商品やブランドの知名度を広げることが可能です。

フォロワーが投稿をシェアすることで、さらに情報が拡散され、二次的な認知拡大によるブランド・商品の知名度アップも見込めます。メガインフルエンサーは有名なだけでなく権威性もあるため、商品やブランドに対する信頼感を高める効果も期待できます。

多くのターゲット層にリーチできる

圧倒的な影響力により、幅広いターゲット層にアプローチできる点もメガインフルエンサーの魅力の一つです。

彼らのフォロワー層は年齢や性別、地域において多岐にわたるため、ナノインフルエンサーやマイクロインフルエンサーのように特定のニッチな分野に特化せず、業界や特定の分野の垣根を超えて、幅広いターゲット層に情報を届けられます。

とくに、マスマーケティングを重視する企業やグローバル展開を目指す企業にとって、特定のターゲット層に限定せず、広く認知度を上げたい場合に効果的です。

多様なジャンルに対応できる

メガインフルエンサーは多様なジャンルに対応できるというメリットもあります。ライフスタイル、ファッション、コスメ、テクノロジー、エンターテインメントなど、さまざまな領域で活躍しているため、企業が扱う商品やサービスに関わらず、適したインフルエンサーを見つけることができます。

メガインフルエンサーを通じて、これまでアプローチしてこなかった新たな市場にリーチできる点も大きな魅力です。

メガインフルエンサーを起用するデメリット

メガインフルエンサーを起用するデメリット

メガインフルエンサーには多くの起用メリットがある一方で、デメリットも存在します。

  1. 費用対効果が見合わない可能性がある
  2. 起用の選定・見極めが難しい
  3. ​​炎上した際のリスクが大きい

それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。

費用対効果が見合わない可能性がある

メガインフルエンサーを起用する際のデメリットは、費用対効果が見合わない可能性が生じることです。

メガインフルエンサーの影響力に比例して費用が高額になるため、リターンが期待通りに得られないリスクがあります。

起用の選定・見極めが難しい

インフルエンサーの真の影響力やフォロワーの質を見極めるのが難しい点も、メガインフルエンサーを起用するデメリットです。そのため、選定には慎重な見極めが必要です。

フォロワー数の多さや投稿内容だけでなく、いいね数やコメント数、シェア数などのエンゲージメントや、フォロワー層とターゲット層がマッチしているかなど、事前の調査・分析が不可欠です。

炎上した際のリスクが大きい

メガインフルエンサーを起用する際は、その影響力の大きさから、トラブル発生時のリスクも大きくなります。たとえば、インフルエンサーが不適切な発言や行動をした場合、企業のイメージに悪影響を与える可能性があるため、対策が求められます。

炎上が拡大すれば、企業のブランドイメージを損なうだけでなく、場合によっては大きな損失を被ることもあります。インフルエンサーの過去の行動や発言を十分に確認し、信頼できる人物を選定した上で、事前のリスク管理を徹底することが重要です。

企業がメガインフルエンサーを起用する際の注意点

企業がメガインフルエンサーを起用する際の注意点

メガインフルエンサーを起用する際に、事前に知っておきたい注意点を紹介します。

自社の目的・イメージとマッチするインフルエンサーを選定する

メガインフルエンサーを起用する際は、自社のブランドイメージやマーケティングの目的に合致するインフルエンサーを選ぶことが重要です。影響力が大きい分、自社の価値観やメッセージとマッチしないインフルエンサーを選んでしまうと、かえって逆効果になる可能性があります。

事前にインフルエンサーの過去の投稿内容や、フォロワー層の属性を確認し、自社がプロモーション活動を行う目的や、狙いたいターゲット層と一致しているかを慎重に見極めましょう。

フォロワー数以外の指標にも注目して依頼する

インフルエンサーを選ぶ際は、フォロワー数だけでなくエンゲージメント率やフォロワーの質・属性などにも注目しましょう。フォロワー数が多くても、実際に投稿を見て反応してくれるフォロワーが少なければ、広告宣伝効果は期待できません。

インフルエンサーの影響力を正しく判断するためには、いいね数やコメント数、シェア数だけではなく、実際のエンゲージメントを測ることが大切です。

ステマ(ステルスマーケティング)にならないよう対策する

メガインフルエンサーを起用する際は、ステマとみなされないよう十分に注意が必要です。ステマとは、宣伝であることを隠して特定の商品の宣伝活動を行うことを指し、景品表示法の「不当表示」に該当します。

また、ステマは消費者に不透明なマーケティング手法として批判されやすく、企業の信頼性に悪影響を及ぼします。

信頼を維持しつつ効果的にマーケティングを行うためには、インフルエンサーが広告であることを明確にPR表記などで示し、透明性を保った形でキャンペーンを進めることが重要です。

関連記事:ステマ規制とは?企業がSNS投稿をする際に気をつけるべきこと

メガインフルエンサーに依頼する方法

メガインフルエンサーに依頼する方法

最後に、メガインフルエンサーに依頼する具体的な方法を解説します。

SNSなどでの直接オファー

メガインフルエンサーに依頼する最もシンプルな方法は、SNSのダイレクトメッセージやメール、問い合わせページを通じて直接オファーを行うことです。

直接依頼することで、仲介手数料がかからず、迅速にコミュニケーションを取れるのがメリットです。ただし、メガインフルエンサーは多忙なため、返信が得られない可能性もあります。そのため、複数の方法を使ってアプローチすることがおすすめです。

所属事務所に依頼

メガインフルエンサーの多くは、専門の事務所にマネジメントされているため、企業は事務所を通じて依頼を行うのが一般的です。事務所を仲介することで、契約や報酬の交渉がスムーズに進み、リスク管理も容易になります。

さらに、事務所によってはインフルエンサーの起用に関するアドバイスや提案を行ってくれるため、企業側も安心して依頼ができるメリットもあります。

キャスティング会社に依頼

インフルエンサーを専門にしている、キャスティング会社に依頼する方法もおすすめです。キャスティング会社は企業のニーズに合ったインフルエンサーを紹介してくれるため、選定に時間をかけずに、効率的に起用が進められます。

また、業界のトレンドやインフルエンサーの最新情報にも精通しており、企業に最適な提案をしてくれる点が魅力です。

株式会社ユナイテッドアニマルズが提供する「STARLIA」は、インフルエンサーと企業をつなぐマッチングプラットフォームです。インフルエンサーを通じたマーケティング活動を効率的に進めたい企業向けに、最適なインフルエンサーを迅速かつ簡単に見つけられるサービスを提供しています。

さらに、手続きの簡便さも魅力の一つで、プラットフォーム上で直接インフルエンサーにオファーを出すことが可能です。時間やコストを削減しながら、効率的にプロモーション活動を進められます。

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インフルエンサーとのマッチングプラットフォームを利用

メガインフルエンサーに依頼する際、インフルエンサーとのマッチングプラットフォームを活用する方法もあります。このプラットフォームでは、フォロワー数やエンゲージメント率、投稿内容など、各インフルエンサーの詳細なデータをもとに、企業のニーズに最適なインフルエンサーを選定できます。

さらに、依頼から契約、進行管理までを一元管理できるため、企業側の手間を大幅に削減できます。業種や商品に応じて、ターゲット層やキャンペーン目的に最適な候補者を見つけやすい点もメリットです。

まとめ

まとめ

本記事では、メガインフルエンサーの定義から起用するメリット・デメリット、注意点や具体的な依頼方法について解説しました。

インフルエンサーマーケティングに関してお悩みの方、関心がある方は、データドリブンインフルエンサーマーケティングサービス「STARLIA」へ、お気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

菊地 里奈

株式会社ユナイテッドアニマルズにて広報PR、SNS投稿素材の制作を担当。 インフルエンサーマーケティング業務にも従事する。 複数企業のSNS運用にもプランナーとして、制作から運用までサポートを行い、SNSマーケティング全般を守備範囲とする。

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ユナイテッドアニマルズでは、インフルエンサーのマネジメント・プロデュース・育成およびクライアント企業のマーケティング戦略立案・広告・宣伝支援を行っています。

また所属インフルエンサーによるプライベートブランドの開発、クライアント企業とのタイアップ商品開発、販売も行っています。

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