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【2025年最新】mixi2を企業マーケティングに活かす!新時代SNSの可能性と活用法を解説

【2025年最新】mixi2を企業マーケティングに活かす!新時代SNSの可能性と活用法を解説

2024年12月に再始動した新SNS「mixi2」が、企業マーケティングの新たな選択肢として注目を集めています。

完全招待制や広告非表示といった独自の設計により、他のSNSとは異なるユーザー体験を提供し、共感や信頼を軸にしたファン形成が可能です。しかし、「ビジネスに使えるの?」「どう活用すればいい?」と迷っている企業のSNS担当の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、mixi2を企業が活用するメリットや、実際のアプローチ例、登録方法までをわかりやすく解説します。

mixi2とは?知っておくべき基本情報


出典元:mixi2

mixi2は、2024年に登場した完全招待制のSNSです。「mixi」のDNAを引き継ぎつつ、短文投稿やAI機能などの現代的な要素を融合しているのが特徴です。

親しい人とのリアルなつながりを大切にし、安心して交流できるオンライン空間として注目を集めています。

mixi2リニューアルの背景とコンセプト

かつて日本のSNS文化を築いた「mixi」が、誕生から20年の節目に新たな形で進化を遂げたのが「mixi2」です。現代のSNSが「バズ」や拡散を重視する中で、mixi2はあえて「人と人との関係性」にフォーカスしています。

日記やコミュニティといった旧mixiの要素を引き継ぎながら、短文投稿や招待制を導入することで、気の合う仲間とクローズドな環境でつながれる場を提供しています。信頼性とリアルなつながりを重視した新時代のSNSとして、ビジネスで活用される機会も増えています。

初代mixiとの違い

初代mixiとの違い
出典元:mixi2の特徴について

日記中心だったmixiに対し、mixi2は短文投稿やタイムライン表示が採用され、よりリアルタイムな交流が可能になっています。

また、完全招待制の導入や、「足あと機能の廃止」など、プライバシーに配慮した設計も特徴です。現代のユーザーニーズに応える形で、より参加しやすいSNSへと進化しています。

他のSNSと何が違う?mixi2の特徴

他のSNSと何が違う?mixi2の特徴

企業マーケティングに活かすうえで知っておきたい、mixi2ならではの特徴をご紹介します。

アルゴリズムに左右されないタイムライン

mixi2の最大の特徴の一つが、投稿が新着順に表示されるタイムラインです。他のSNSのようなアルゴリズムによる表示の優先順位づけがなく、すべての投稿が平等に表示されます。

そのため、企業アカウントが発信する情報もフォロワー全員に届きやすく、内容が埋もれるリスクを低減可能です。届けたい情報を確実に届ける、シンプルで信頼性の高い構造が支持を集めています。

招待制のみで参加可能

mixi2は前述した通り、完全招待制を採用しており既存ユーザーからの招待がなければ新規登録はできません。この仕組みにより、スパムやなりすましなどのリスクを抑えた、信頼性の高いコミュニティ形成が可能になっています。(※mixi2は、18歳未満のご利用は禁止)

プライバシー設定も充実しており、投稿の公開範囲やフォロワー承認も自由にコントロール可能です。安心して情報を発信・共有できる環境が整っており、企業にとっても信頼性ある接点づくりを行えます。

mixi2ならではの「エモテキスト機能」

mixi2ならではの「エモテキスト機能」
出典元:mixi2の特徴について

mixi2独自の「エモテキスト機能」は、投稿に動きや装飾を加えることで、感情を視覚的に表現できる機能です。文章の一部を強調したり、色や動きをつけたりすることで、気持ちをより直感的に伝えられます。

企業の投稿に取り入れれば、フォロワーとの距離を縮め、ブランドへの共感やリアクションを促進する効果が期待できるでしょう。

mixi2を企業が活用するメリット

mixi2を企業が活用するメリット

企業がmixi2を活用するメリットは以下の通りです。

招待制でクローズドに使える

mixi2は完全招待制で、クローズドな環境で運用できるといったメリットがあります。コミュニティは承認制や非公開設定ができ、プライバシーを守りながらターゲットに向けた効果的なコミュニケーションが実現できます。

また、スパムや怪しいアカウントの心配が少ない点も魅力です。状況に応じて柔軟に設定することで、企業は自社のペースでコンテンツやイベントを進行させ、より戦略的にマーケティング活動を展開できます。

「コミュニティ機能」で共感とロイヤルティを高める

mixi2の「コミュニティ機能」を活用することで、企業はユーザーとの深いつながりを築き、共感とロイヤルティを高められます。
コミュニティ機能とは、同じ趣味を持つ人たちが集まり、気軽に情報交換やおしゃべりが楽しめる機能です。たとえば、トークテーマを投げかけてユーザーの参加を促すことで、より活発で親密な交流を生み出せます。

企業はターゲットユーザーのニーズに合わせたコミュニティを作ることで、双方向のコミュニケーションを促進でき、ユーザーとの良好な関係構築につなげられます。

思いやりを促すコメント機能

mixi2には、思いやりを促すコメント機能が備わっている点も魅力です。投稿のリプライ欄には「やさしい言葉で返信しよう」というメッセージが表示され、ユーザーにネガティブな言動を抑制するよう促します。

企業は安心してコミュニケーションを行い、ポジティブなエンゲージメントを生み出せます。平和な交流環境を提供するために、重要な役割を果たす機能です。

早期にIDを確保できる

mixi2では、アカウント作成時に4文字以上の短いIDを取得できるシステムが導入されています。企業にとっては、短く覚えやすいIDを持つことで、ブランド名の記憶や認知を促進できるという利点があります。

また、mixi2は2024年12月にリリースされたばかりで、企業の参入もまだ始まったばかりです。そのため、今のうちにアカウントを作成してうまく活用すれば、他のユーザーと重複しない、印象に残りやすいIDを確保できる可能性が高まります。

企業がmixi2を活用する際の注意点

企業がmixi2を活用する際の注意点

mixi2を活用する際には、その特性を理解し、効果的にアプローチするための注意点を押さえておくことが重要です。

利用者がまだ少ない

「mixi2」は2024年12月にリリースされ、瞬く間に注目を集めました。リリースから1週間で120万人以上の登録者を記録し、急速に利用者を増加させましたが、現時点で正確な利用者数は公開されていません。依然として新しいSNSであるため、他のSNSに比べて、ユーザー数はまだ限られているといえます。

参照元:SNS『mixi』誕生から20年、MIXIの新しいSNS「mixi2」サービス開始!- 登録利用者数120万人を突破 -

他の主なSNSの、国内月間アクティブユーザー/アカウント数は以下の通りです。

  • X:6,700万(2023年 平均:2024年11月発表)
  • TikTok:2,700万人以上(2023年9月時点)
  • YouTube:7,120万人以上(2022年10月時点)
  • Facebook:2,600万人以上(2019年7月時点)

参照元:
XユーザーのJapanさん: 「「X Corp. Japan 株式会社」への社名変更のお知らせ」 / X

TikTok:TikTokの革新性とショート動画のこれから | ウェブ電通報

YouTube:YouTube が人気な理由とは – Think with Google

Facebook:フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」–独占ロングインタビュー

始めるには招待が必要

「mixi2」は前述した通り、完全招待制のシステムを採用しており、新規ユーザーがアカウントを作成するには既存のメンバーからの招待が必要です。この仕組みは、ユーザー同士が信頼できる関係を築ける一方で、登録のハードルが上がり、気軽に参加することが難しくなる場合があります。

企業がマーケティング活動を行う際、この招待制が潜在的な障壁となり得るため、ターゲットとなるユーザーへのアプローチには工夫が求められます。

拡散されにくい

「mixi2」は情報の拡散力に制限があります。オープンなSNSと異なり、投稿が広範囲にシェアされることは少なく、情報の拡散スピードも遅い傾向にあります。

そのため、バズを狙った拡散戦略には向いていません。しかし、逆にその特性を活かし、企業はユーザーと深く濃密な関係を築くことが可能です。広く拡散するよりも、特定のターゲット層との信頼関係を構築することが重要なポイントとなります。

広告や分析を行う機能やツールが普及していない

「mixi2」では、広告や分析ツールがまだ十分に普及しておらず、SNS広告を活用したプロモーション展開は難しい状況です。(※2025年5月現在)

mixi2の主な目的は、安全で安心なコミュニティを築き、趣味や関心を共有するコミュニティを築くことにあります。そのため、広告費を投じた拡散型のマーケティングには向いていません。

しかし、こうした制約があるからこそ、企業はコミュニティやイベントを活用し、自然な形で情報を伝えることで、ユーザーとの信頼関係を築きやすくなります。結果として、より効果的で持続的なマーケティングが可能になります。

mixi2を活用した企業の具体的なアプローチ事例

mixi2を活用した企業の具体的なアプローチ事例

mixi2は、企業がユーザーとの信頼関係を築きながら、自然な形でブランドをアピールする方法が求められます。ここからは、企業の具体的なアプローチ例を3選ご紹介します。

三和交通

三和交通
参考:三和交通 公式アカウント

三和交通はmixi2を活用し、タクシー業界に関する新サービスやイベントの告知に加え、社内の様子も発信しています。また、社員同士の交流を深める「写真部」や「ラーメン道」などのコミュニティに参加し、社員の個性やユニークさをアピールしているのも特徴です。

さらに、「企業公式の社交場」などの特定のコミュニティにも加入し、SNS担当者同士での情報交換や交流も積極的に行っています。

新江ノ島水族館

新江ノ島水族館
参考:新江ノ島水族館 公式アカウント

新江ノ島水族館はmixi2を通じて、期間限定の展示や新企画の案内、休館日などの最新情報を画像付きで発信しています。

また、海洋生物たちの様子を動画などで発信し、展示の魅力を自然な形で伝えることで、ファンとの関係性を深めるマーケティングを実現している点も参考になります。

アイラップ

アイラップ
参考:アイラップ 公式アカウント

アイラップは、製品の利便性を一方的に伝えるのではなく、フォロワーとの交流を目的にmixi2を活用しています。アイラップの公式コミュニティを設立し、参加者と日常の使い方やアイデアを共有する場を提供している点も特徴です。

認証バッジが付与されており、信頼性のある企業アカウントとして、親しみやすさと安心感を両立しています。ファンとの距離を縮める柔軟で親しみやすい姿勢は、参考になります。

mixi2のアカウント登録手順

mixi2のアカウント登録手順

mixi2を始める登録手順を、8つのステップに分けてご紹介します。

1. アプリをダウンロードする

mixi2は招待制のSNSのため、利用を始めるには既存ユーザーからの招待が必要です。まずは、mixi2を利用している知人などに招待リンクを共有してもらいましょう。

リンクを開くと、以下のようにアプリのダウンロードページへの案内が表示されます。



出典元:App Store 「mixi2」

表示された案内に従ってアプリをインストールし、起動後は「フォローしてはじめる」を選択することで初期設定に進めます。

2. 新規登録を行う

アプリを起動すると、招待画面に戻るように促されます。既存ユーザーからの招待URLをもう一度クリックすると、新規登録画面に遷移するので、登録を行いましょう。


出典元:App Store 「mixi2」

3. メールアドレスを登録する

mixi2に登録するには、MIXI IDの入力が求められます。まだIDを持っていない方は、まずメールアドレスを登録しましょう。


出典元:App Store 「mixi2」

4. 認証コードを入力する

同メールアドレスに送られてきた認証コードを入力することで、新たにMIXI IDを取得できます。


出典元:App Store 「mixi2」

5. アカウント名を登録する

次に、アプリの指示に沿ってアカウントの名前とIDを設定します。表示名は自由に決められ、漢字・ひらがな・カタカナなども使用可能です。


出典元:App Store 「mixi2」

6. IDを入力する

一方、IDは4文字以上の半角英数字及び「_」で作成します。他の利用者とかぶらないユニークなものを選ぶ必要があります。


出典元:App Store 「mixi2」

7. プロフィール画像を設定する

その後、下記画像の丸の部分をタップして、プロフィール写真を選択・設定します。後から設定する場合は、「あとから設定する」をタップしましょう。


出典元:App Store 「mixi2」

8. 登録完了

以上のステップが終わると、アカウントの登録は完了となります。通知を許可するかどうかを聞かれるので、お好きな方を選択します。


出典元:App Store 「mixi2」

まとめ

まとめ

本記事では、企業がmixi2を活用するメリットや具体的なアプローチ例、登録方法について解説しました。

企業がマーケティングでmixi2を効果的に活用するには、初代mixiとの違いやリニューアルの背景を理解したうえで、mixi2独自の機能や特徴を把握し、適切に運用することが重要です。

今後さらに注目を集めると予想されるmixi2を、他のSNSとは異なるコミュニティ重視のプラットフォームとして、戦略的に活用することをおすすめします。

この記事の監修者

菊地 里奈

株式会社ユナイテッドアニマルズにて広報PR、SNS投稿素材の制作を担当。 インフルエンサーマーケティング業務にも従事する。 複数企業のSNS運用にもプランナーとして、制作から運用までサポートを行い、SNSマーケティング全般を守備範囲とする。

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