2024.06.25
SNS運用
【2024年最新】インスタで複数アカウントを活用する3つのメリットと注意点
企業のマーケティング担当者がインスタ(Instagram)を効果的に活用する方法として、複数アカウントの運用が挙げられます。
複数のアカウントを活用することで、異なるターゲット層に発信できるなどのメリットがあります。しかし、1人で運用すると管理が煩雑になってしまい、業務に負担がかかるリスクも想定されます。
本記事では、インスタで複数アカウントを作成する方法やメリット、注意点について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
インスタで複数アカウント(サブアカ)を作成する方法
インスタで複数アカウントを作成する方法を解説します。
1.自社のプロフィール画面の右上にあるメニューボタン(3本線)をタップします。
2.メニュー画面の最下部にある「アカウントを追加」をタップします。
3.「新しいアカウントを作成」をタップします。
4.任意のユーザーネームを設定して、サブアカウントの登録が完了します。
インスタのアカウントを切り替える方法
インスタのアカウントを切り替える方法は、ログインやログアウトを行う必要がないため、非常に簡単です。
プロフィール画面の上部にあるユーザーネームをタップすると、アカウントの一覧が表示されます。表示されたアカウントをタップすることで、指定のアカウントに切り替えることができます。
インスタで複数アカウントを活用する3つのメリット
インスタで複数アカウントを活用する3つのメリットを紹介します。
- 異なるターゲット層に向けて発信できる
- キャンペーンなどの効果的なプロモーションが行える
- 社内で効率的な管理・運用が可能となる
異なるターゲット層に向けて発信できる
複数のインスタアカウントを活用することで、異なるターゲット層に対して効果的に情報を発信できます。1つのアカウントですべての情報を発信すると、コンテンツが混在してしまい、特定のターゲット層に響きにくくなります。
そこで、アカウントごとにターゲット層や発信内容を分けることで、より魅力的な情報を提供できます。
例えば、京都と沖縄の観光情報を分けて発信する場合、それぞれのアカウントで地域特有の観光スポットやイベント情報を詳細に紹介できます。京都のアカウントでは寺院や伝統文化に関する情報を、沖縄のアカウントではビーチやマリンスポーツに焦点を当てることで、フォロワーの興味を惹きつけやすくなります。
キャンペーンなどの効果的なプロモーションが行える
インスタで複数のアカウントを活用することで、キャンペーンや新商品のプロモーションを行えます。特定の商品やイベント専用のアカウントを作成し、関心の高いフォロワーを集めることも可能です。
ターゲット層に注力したプロモーションが実現し、情報が埋もれずに届きやすくなります。さらに、特定のアカウントを活用することで、投稿内容を統一し、ブランドのメッセージをより明確に伝えることができます。
具体例として、フォトコンテストを実施するための専用アカウントを作成し、参加者に自身の写真をハッシュタグ付きで投稿してもらう施策が挙げられます。これにより、フォロワーのエンゲージメントが高まり、ブランドへの関心を引き出すのに効果的です。
また、シーズンごとに特別なオファーやセール専用のアカウントを運用することで、フォロワーにとって有益な情報を提供しながら購買意欲を促進することができます。
社内で効率的な管理・運用が可能となる
インスタで複数のアカウントを運用することで、社内での効率的な管理・運用がしやすくなります。主に投稿スケジュールの調整が容易になる点がメリットです。
期間限定のキャンペーンや緊急のお知らせを発信する場合でも、迅速に対応できます。また、各担当者が特定のアカウントを担当することで、専門性を発揮しやすくなり、投稿内容の質も向上します。
複数人でアカウントを管理する際の5つの注意点
複数人でアカウントを管理する際の5つの注意点を紹介します。
- 1つのアプリで最大5アカウントまで管理できる
- パスワード管理や二段階認証の設定を行う
- 投稿時のルールやレギュレーションを定める
- 誤投稿しないように注意する
- アカウントの世界観を共有する
1つのアプリで最大5アカウントまで管理できる
インスタは、1つのアプリで最大5つのアカウントを管理できます。複数のブランドやプロジェクトを持つ企業や、複数店舗のアカウントを運用する際に便利です。
例えば、旅行会社が国内旅行と海外旅行をターゲットとした専用のアカウントを持っている場合、1つのアプリ内で簡単に切り替えて管理できます。
ただし、5つを超えるアカウントは追加できないため、複数アカウントを利用する際は注意する必要があります。
パスワード管理や二段階認証の設定を行う
インスタアカウントを複数人で管理する際には、パスワード管理を徹底することが重要です。ユーザーネームは公開情報のため、パスワードが漏れると誰でもログインできてしまいます。
まず、推測しやすいパスワードは避けましょう。ログインIDと同じ文字列、会社の電話番号などはセキュリティ上好ましくありません。生成ツールで複雑なパスワードを作成するのがおすすめです。
また、運用者が入れ替わる際には必ずパスワードを変更しましょう。人事異動や退職時にパスワードを変更しないと、以前の担当者がアクセスでき、情報漏洩や悪用されるリスクが生じます。
さらに、二段階認証の設定も検討しましょう。二段階認証を導入することで、不正アクセスを防ぎ、アカウントのセキュリティを向上させることができます。
投稿時のルールやレギュレーションを定める
投稿時のルールやレギュレーションを明確に定めることも重要です。投稿する画像やキャプションのスタイルを統一することで、アカウントの一貫性を保てます。
キャプションには必ずハッシュタグを3つ以上含めることや、フォローするユーザーの基準を設けるなどが挙げられます。また、投稿スケジュールを事前に決めておくことで、投稿の重複や間隔が空きすぎることを防げます。
コメントやDMへの対応方法についても、事前にマニュアルやガイドラインを設けておくことで、適切な対応を行えます。
誤投稿しないように注意する
複数人でインスタのアカウントを管理する場合に最も警戒すべき点は、誤投稿を防ぐことです。とくにプライベートな内容を会社のアカウントに投稿するミスは、企業に大きな影響を与えます。
具体例として、プライベートの旅行中の写真を公式アカウントに投稿してしまうと、信頼性が損なわれます。また、練習用の非公開アカウントに投稿したつもりが、実際には本番アカウントに投稿してしまうケースもあります。
誤投稿を防ぐためには、投稿前に必ずアカウントが正しいかどうかを確認することが重要です。
アカウントの世界観を共有する
インスタでは、個々の投稿だけでなく、アカウント全体の統一感が重要です。写真の色味やトーンを統一することで、アカウント全体に一貫した印象を与えることができます。
複数人でアカウントを管理する際は、投稿のスタイルやテーマを事前に決めておくことが大切です。ターゲットとなるユーザーや投稿内容、キャプションのトーン、必ず使用するハッシュタグなどを共有し、全員が一貫した方針で投稿することで、アカウントの世界観を統一できます。
企業のマーケティング戦略としてインスタの複数アカウントを作成すべき?
企業のマーケティング戦略において、インスタの複数アカウントを作成することは大きなメリットがあります。
例えば、旅行会社が家族向け旅行と若者向けの一人旅のプランを提供している場合、それぞれのターゲット層に合わせた専用アカウントを作ることで、フォロワーの興味に合ったコンテンツをより効果的に提供でき、エンゲージメントが高まります。
しかし、社内リソースが限られている場合や、管理が煩雑になることを避けたい場合は、無理に複数アカウントを作成する必要はありません。
インスタの複数アカウントの戦略面でお悩みであれば、SNS運用代行会社に相談することで、効率的な運用が可能になります。プロの手を借りることで、自社内の作業負担を軽減し、マーケティング効果を最大化することができます。
関連記事:SNS運用代行を依頼するメリットとは。会社の選び方や費用相場も解説
まとめ
インスタの複数アカウントを活用することで、異なるターゲット層に合わせた効果的な情報発信が可能になります。キャンペーンやプロモーションなどを専用アカウントで行うことで、フォロワーの興味を惹きつけながら、エンゲージメントが向上します。
一方で管理が煩雑になるリスクもあるため、社内リソースが限られている場合はSNS運用代行会社に依頼するのも1つの方法です。専門的なサポートを受けることで、運用がスムーズになり、マーケティング活動をより効果的に展開できます。貴重なリソースを有効活用し、ビジネスの成長を加速させましょう。
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